福岡県の久留米市内を走るトラックのドライブレコーダーが捉えたのは、20日早朝に起きた事故の瞬間。
トラックが青信号の交差点を直進しようとした次の瞬間、激しい衝撃音が響くとともに、向きが変わり、対向車線側の歩道沿いにあるフェンスに突っ込んで止まりました。
もう1つのドライブレコーダー映像を見ると、乗用車が走っていた側の信号は赤。
乗用車はこれを無視して交差点に進入し、トラックに突っ込んだとみられます。
この事故で背骨を折る重傷を負ったトラック運転手の男性は、勤務先の上司に当時の状況を次のように説明したといいます。
トラック運転手の勤務先代表:
「突然のことで何が何だか分からない状況で、気がついた時には救急隊と会話してた」と聞いた。
赤信号を無視して交差点に進入したとみられる乗用車には19歳から23歳の男女4人が乗っていて、そのうち後部座席にいた20歳の男性が意識不明の重体です。
警察は、この車を運転していた福岡・筑紫野市の自称アルバイト・平野壮汰容疑者(23)を危険運転致傷と酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。
平野容疑者は、事故を起こす前に現場から1kmほど離れた右折禁止の交差点を右折。
その違反行為を確認したパトカーからの停止命令を無視して逃走していました。
事故後に行われたアルコール検査では、平野容疑者の呼気から基準値の2.5倍以上のアルコールが検出されたということです。
警察の調べに対し、平野容疑者は「事故前にハイボールを数杯飲んだ」などと供述。
その一方で、「事故のことや運転していたことについては当時の記憶が抜けている」とも供述し、容疑を否認しているといいます。
警察は事故が起きた経緯を詳しく調べています。
