日本列島へ徐々に近づいてきている台風30号。

沖縄では台風の接近に伴い、きょう23日昼過ぎからあす24日明け方にかけて、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあるとして、「線状降水帯半日前予測」が発表されました。

気象庁会見 22日午後2時過ぎ:
東海地方や関東甲信地方につきましても、今後の台風の進路によっては雨量が多くなってくる可能性があります。
さらにその影響は、今後、東海や関東甲信地方にまで及ぶと、気象庁も会見で警戒を呼びかけます。

では、週末の天気はどうなっていくのか?『ノンストップ!』天達武史気象予報士が解説します。

天達武史気象予報士:
心配なこの台風30号最新の進路図からおさらいしていきます。
現在、台風30号は大型で強い勢力で、強風域と暴風域が非常に大きいため影響が長引くという特徴があります。
今、沖縄の先島諸島が暴風域に入っているんですけど、あすまでこの暴風に警戒が必要です。
その後グーッと風に乗って進路が東寄りに曲がってきます。ここで温帯低気圧に変わると思われます。実際には26日月曜日の午前3時に上陸する手前か上陸するか、この微妙なところでおそらく温帯低気圧に変わってくると見ています。
なので九州あたりまでは台風の状態でやってくる可能性が高くなっているということです。

MC設楽統:
なんか予報円が、本州の上をもろに通過してきますけど?
天達気象予報士:
寒くなってきましたでしょ。寒気がぐっと降りてきていて、偏西風がだいぶ南へ下がっているので、おそらく台風になるタイミングも当初よりもちょっと早かったと思います。
ここでおそらく前線と一体化して、温帯低気圧として近畿や関東に影響を及ぼします。風というよりは雨に注意が必要ですね。
設楽:
台風30号って「大型で強い」ので、沖縄の方は、今心配ですよね?
天達気象予報士:
今、石垣島とか40m/s以上の風になっています。
今もう10月の終わりですからこの時期はなかなかこの規模は来ないですよね。
低気圧に変わっても風がちょっと弱まるだけで雨雲そのままやってくるので、場所によっては大雨っていうところが出てきてもおかしくないです。予断を許さない状況ですね。
倉田大誠アナウンサー:
天達さん、風の強さは今回はどれぐらい?
天達気象予報士:
そうですね。最大瞬間風速が今55m予想です。

去年の10月八丈島を襲った台風22号ですが、この時の最大瞬間風速が54.7m。これ安全な状況から窓の外の風景を見ていますが、かなり大きく木が揺れているのがわかります。

沖縄の方は台風に慣れていて家の中にいらっしゃるかたがほとんどだと思いますが、観光客の皆さんとかはちょっと本当に建物から出ない方がしばらくはいいと思いますね。
台風30号は目がくっきりしているというのが特徴で、台風って目がくっきりして小さいのが巻き込む力が強い台風ということになるので、今も強い勢力になっています。
今レベル4の高潮の危険警報というのが出ていて、台風が近づいているので海面が上がっちゃってるんですよね。なので沖縄の竹富町も高いところに避難してください。
そして暴風警報もかなり広い範囲で出てますので、あすの明け方にかけて警戒が必要ですね。
本当に今回の台風というのは13年ぶり30個目という異例の数の多さもあるんですけど
もう一つ、遅いんですね。でも過去を紐解いていくともっと遅い台風があります。

11月30日に来たというのは今から36年前の1990年和歌山県。これが最も遅く来た台風になります。2番目は1967年60年近く前で、10月28日となります。
きょうが10月23日なんですが上陸となるとおそらくここ更新してくるので、歴代3番目の遅さになるのではないかと見られているんです。
倉田アナ:
では、具体的にどこにピークがやってくるのか見てみたいと思います。

天達気象予報士:
赤いところは警報が出る可能性がある大雨警報ですね。
そうですね、特に関東は月曜日ですよね。であのこの矢印のところは風、風はね割と限定的で九州と沖縄なんですけど。
やっぱり雨に今回注意が必要で、お出かけこの赤いところ注意をしてください。
特に西日本ですね近畿はあす局地的な降り方なんですが、降るとですね特に日本海側中心に近畿でも大雨になる可能性が出てきています。
九州こちらは雨風両方強くなるのが、あさっての日曜日から月曜日ということになるので、この赤いところでお出かけを計画されている方は、今からまだ中止にする必要はないと思いますが、しっかりと交通情報の確認、最新情報の確認をしていただきたいと思いますね。
今回の場合は前線と一体化する・合体するような形になるのでちょっと雨雲が倍になるって…、場所によっては局地的に降る可能性があります。
倉田アナ:
では気温と合わせて週末の天気見てみましょう。

天達気象予報士:
気温ちょっと気をつけてください。今まで暑かったんですけれども雨が降ると一気に気温が下がります。
あす土曜日の最高気温が東京は札幌よりも低い17℃です。一旦持ち直すんですけれどもやっぱり今までのような暑さはもうなくなってきそうですね。
雨が降ると気温が20℃前後まで下がってくると、ただ西日本はこちらまだ蒸し暑い空気は残ってまして、大阪などは25℃以上ですから、人混みはちょっと蒸し暑く感じると思うので。秋が深まってきて来週の水曜日以降はさらに「木枯らし1号」なんかが吹くかもしれない。来週はちょっと気をつけていただきたい。
(「ノンストップ!」10月23日放送より)

