民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、長野県長和町の化粧品・健康食品販売業者の「FLOW薬品」が10月14日、長野地裁上田支部より破産開始決定を受けたことが分かりました。
同社は、2010年4月に東京都豊島区で設立された化粧品・健康食品販売業者です。美容機器や化粧品、サプリメントなどの企画・販売を主体に、LED美顔器や各種健康食品を取り扱うほか、健康食品のOEM受託製造にも対応していました。独自商品の販売や受託事業を展開し、ピーク時の2016年3月期には売上高4億1200万円を計上していたということです。
しかし、その後は同業他社との競争が激化するなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて売上が減少し、収益性も低下。この間、運転資金を借入金で補填するなどして事業を維持していました。2021年3月には本社を長野県に移転したものの、その後も売上は回復せず、2026年3月期の売上高は2億1399万円と、ピーク時の半分程度にとどまっていました。低調な業績が続くなか、借入金の返済負担が資金繰りを圧迫し、事業継続が困難となったことから7月14日に事業を停止。その後、今回の措置に至ったということです。負債総額は1億1268万円ということです。
