警視庁捜査二課を名乗る人物から、不審な電話が男性のもとにかかってきた。たまたま警察署を訪れていた男性は詐欺だと見抜き、福井県警の警察官と連携して対応した結果、相手は問い詰められた末に電話を切った。
たまたま警察署訪問時に入電
10月上旬、男性の元にかかってきた、警視庁捜査二課を名乗る男からの電話。

「福岡県警から捜査依頼を受けた」と話すが、男性はすぐに“ニセ警察官詐欺”だと見破った。

男性が電話を受けた場所、そこは仕事の関係で訪れていた福井県警だったのだ。

その場にいた警察官に相談し、だまされたふりをして会話を続けた。

警視庁捜査二課を名乗る男:
このまま何もせず放置して捜査が進むと、最悪の場合、逮捕・起訴されてもおかしくない、十分あり得る。実際に(福岡県警に)足を運んで身の潔白を証明したいけれど、それは難しいわけじゃないですか、状況的に。福岡県警本部の方に電話で対応できるか頼んでみますけども…。

仕事で警察署を訪れていた男性:
はい…。

そう言って、次に電話に出たのは、福岡県警捜査二課の“ヨコタ”と名乗る人物。
改めて、男性に福岡県警に来るよう促した。

福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
今回、20日間勾留をさせていただいて、取り調べを受けていただくんですけども…。

仕事で警察署を訪れていた男性:
え?それ逮捕じゃなくて任意ですか?
福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
強制力はないです。
仕事で警察署を訪れていた男性:
20日間の勾留が決まっているんだったら、何かしらの証拠ってお持ちじゃないですか?

福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
何かしらの証拠はこちらで押さえているんですけども…100%じゃない。
“本物”の問いかけに電話切れる
“ニセ警察官”はどんどん歯切れが悪くなった。

ここで男性は、福井県警の本物の警察官に電話を代わった。

本物・福井県警警察官:
もう1回どこの警察署の人か言ってもらっていいですか?福岡県警?

福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
福岡県警です。

本物・福井県警警察官:
本当に?お名前は?
福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
捜査二課のヨコタ・ケンスケと申します。

本物・福井県警警察官:
捜査二課のヨコタさん?そんな人いないけど福岡県警には。
福岡県警“ヨコタ”名乗る男:
福岡県警の方に電話していただいて、ヨコタ・ケンスケがいるかどうか、本人で確認してください。

本物・福井県警警察官:
なんで俺が電話しないといけないの?

問いかけに答えることなく、電話は切れてしまった。

今回着信があった電話番号は、「090」から始まるごく一般的な番号だった。

警察は、電話で犯罪の嫌疑がかけられたときは、すぐに電話を切って、警察に相談するよう呼びかけている。
(「イット!」10月20日放送より)

