任期満了に伴う舟橋村長選挙と村議会議員選挙が13日に告示された。村長選では現職の渡辺光村長が無投票で再選を果たした一方、村議選では定数7に対して立候補者が6人にとどまり、村として初めての「定数割れ」となった。県内の市町村議員選挙における定数割れは、記録が残る昭和22年以降初となる。

渡辺村長、無投票で2期目へ

「一定の信任はいただけたと勝手ながら思いつつも、やはり採点をいただけなかったのは少し寂しい。まずは今の任期を全うし、さらに4年先の任期も全うできるよう頑張って参りたい」
村長選は午後5時の届け出締め切りまでに立候補したのが渡辺光村長(44歳)のみで、そのまま無投票での再選が決まった。渡辺村長は4年前の選挙戦で初当選し、1期目では村初の学童保育施設の開設や、高齢化に対応した無料のコミュニティバスの導入などに取り組んできた。2期目は村内に食品加工工場を整備するなどして、税収アップに力を入れるとしている。
渡辺村長は当選のセレモニーの中で「舟橋村は資源の乏しい村だと感じる。だからと言って指をくわえて待っているわけにもいかない。稼げる村の実現は、村民の皆様の大きな力になりうる」新しい任期への意欲を見せた。
村議選、県内初の「定数割れ」という衝撃

【舟橋村議選 立候補者】(届け出順・敬称略)
加藤智惠子(73)無・現
前原 英石(69)無・現
古川 元規(47)無・現
田村 馨(54)共・現
酒井 信行(60)無・元
森 弘秋(83)無・現
村議選では現職5人、元職1人の計6人が立候補し、全員が無投票で当選した。しかし定数7に対して1人届かない結果となり、欠員1の状態が続くことになる。

舟橋村議会はこれまでもなり手不足に対応してきた。2019年には定数を8から7に削減し、議員報酬を5万円増額して月額20万円としたが、それでも定数を満たすには至らなかった。


立候補した村議たちもこの事態を重く受け止めている。酒井信行氏は「私が声を上げれば何かできる、何かを変えられる熱い熱意を持つような風潮を醸成しないと次のステップには行けない」と語った。また、現在議長を務める古川元規村議は「今後模索していくべきは、日中仕事をしている方でも参加しやすいような形、定数の削減はどうなのかと思うので、対策を練って次の選挙までには何かやっていきたい」と述べ、具体的な対策に取り組む姿勢を示した。

補欠選挙はどうなる?

村の選挙管理委員会によると、公職選挙法の規定では欠員が2以上の場合は50日以内に補欠選挙が行われる。ただし現時点では欠員1のため、今後追加の欠員が出ない限りはこの状態が続く見通しだ。なお、任期中の4年間に村長選や村議選が行われた場合には、同時に補欠選挙を実施することができるという。
(富山テレビ放送)

