人気ロックバンドB’zのボーカルで、津山市出身の稲葉浩志さんの凱旋ソロライブは稲葉さんの誕生日の9月23日夜に幕を閉じた。ライブ終了後には誕生日を祝う花火が打ち上がり、熱気に包まれた2日間を締めくくった。
9月23日は稲葉さんの62回目の誕生日。
ふるさとで迎える特別なライブを間近で感じたいと、約1000席のチケットを入手できなかったファンも会場の外に駆けつけた。

「稲葉さん誕生日おめでとう!皆さん、あちらの空ご覧ください!」
ライブ終了後、おもてなしプロジェクト実行委員会の呼び掛けに来場者が振り向いた先には、稲葉さんの誕生日を祝う62発の花火。2日間のフィナーレを飾った。

チケットを入手し、ライブを見た人にたずねると「過去一最高!ハッピーバースデートゥーユー歌った」と大興奮。他にも「すごく盛り上がっていて、(稲葉さんも)幸せそうだった」といった稲葉さんの様子や、「故郷愛たっぷりのライブだった」と雰囲気などそれぞれの感想を話してくれた。

2年ぶりとなった稲葉さんの凱旋ライブ。津山のまちには全国から多くのファンが訪れた。稲葉さんの実家、「イナバ化粧品店」は大盛況。ゆかりの地を巡る「聖地巡礼」もにぎわいをみせた。
稲葉さんの母・邦子さんと対面できたファンからは「(邦子さんが)すごくきれいで会えてうれしかった」という喜びの声も。
邦子さんも「ファンの皆さんが喜んでくれて何より。まちのために皆さんが来てくれてありがたい」と感謝していた。

誕生日と重なった23日は、祝福ムード一色に。
会場の外ではバースデーフラッグが配られたほか、コピーバンドの演奏に合わせて集まったファンがB’zの楽曲「Happy Birthday」を大合唱する光景も。
「きょう来て、盛り上がっていて、一緒にみんなで誕生日を祝えて感動した」

全国各地から訪れたファンを迎え、かつてない熱気に包まれた津山のまち。津山おもてなしプロジェクトによると、22日と23日の2日間、市内を訪れた人は延べ3万2000人に上ったとのことだ。
神奈川や宮城から来たファンは「津山の人のおもてなしが素晴らしい。出会う人みんなが温かく、また来たいと思えるまち」と喜び、地元のファンも「言葉にならない。(稲葉さんに)また来てほしい」と、県内外問わずファンは津山での開催に感極まっている様子だった。

津山おもてなしプロジェクト2026実行委員長の芦田雅嗣さんは、「会う人が楽しかった、親切心でおもてなししてもらった」などと声をかけてもらい、人の温かさが津山の魅力、それが発揮できた2日間と今回の凱旋ライブ開催にかかる「おもてなし」を総括した。
かつてない熱気に包まれた津山での2日間。
スターの凱旋を通して市民とファンの交流が広がり、それぞれにとって特別な時間となった。
(岡山放送)

