長崎市の諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」が7日開幕し、6つの踊町がだしものを奉納しました。
7日朝の長崎市内はさわやかな秋晴れとなりました。
午前7時、2026年のくんちの幕開けを告げたのは今籠町の「本踊」です。
新曲長唄「今籠町波璃大鷲」は傘鉾の飾の「大鷲」を主題に、長崎の季節の移り変わりを表現。
諏訪の大舞台で踊子が可憐に舞い、会場を沸かせました。
朝日に照らされ姿を表したのは油屋町の「川船」です。
6歳の市原慶昊くんが網打船頭を務め、見事コイを一網打尽にしました。
そして、重さ3トンの船を囃子にあわせて、勢いよく軽快に回すと大きな拍手と歓声があがりました。
鎖国時代の唐船貿易のにぎわいを再現する元船町の「唐船祭」です。
中国の明清楽の調べに乗せて子供たちが舞を披露します。
そのあと、唐人船が長崎までの荒々しい航海の様子を表現。
シナリオのない即興の曳き回しで魅了しました。
担ぎ手たちの威勢のいい掛け声が踊り馬場に響きます。
上町の「上町コッコデショ」です。
担ぎ手56人の心を一つに今回新調した約1トンの山車が空高く舞いました。
五番手は絢爛豪華な寳船と七福神が舞を披露する鍛冶屋町の「七福神寳船」です。
船に乗ってやってきた七福神が華やかに舞うと、幸せを運ぶめでたい寳船が力強く回り、観客に福を届けました。
トリを飾るのは筑後町の「龍踊」です。
最大の見せ場、3体の龍が同時に舞う「巴踊り」です。
月に見立てた宝珠を追って、2体の青龍と白龍が所狭しと諏訪の杜を翔け回り、くんちファンの心を掴みました。
長崎は7日から3日間、祭りの熱気に包まれます。
