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2026年度上半期の活動報告と下半期の主な予定について
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2026年度上半期の活動報告と下半期の主な予定について

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プレスリリース配信元:宗教法人 築地本願寺

― 浄土真宗本願寺派 築地本願寺からのお知らせ ―

築地本願寺の2026年度上半期(2026年4月~9月)の活動報告と、下半期(2026年10月~2027年3月)に予定されている主な行事などをご報告いたします。

♦宗務長からのご挨拶

 2026年度上半期を振り返りますと、築地本願寺納涼盆踊り大会(7月29日~8月1日)の開催は印象的でした。お陰様で今年も沢山の方にご参加いただきました。途中で突然大雨に降られてしまった日もありましたが、ご参集の皆さまも非常に冷静に行動してくださり、しばらくして雨があがると、再び櫓の周りに集まって楽しく盆踊りを楽しんでくださいました。築地場外市場、各企業ボランティアの方々など大会運営にご尽力いただいた全ての方々の機転を利かせたご対応に心より御礼申しあげます。築地本願寺盆踊り大会は、ただ踊りや屋台を楽しむだけではありません。開始時と終了時に、参加者もご一緒に本堂にご安置されている仏さまに向かい、手を合わせてもらいます。そもそもお盆や盆踊りは仏教の教えに基づいていて、仏縁のおかげであるということをお伝えし、今後の開催においても、このような「仏教の視点」を忘れず、大切にして運営してまいります。

 さて、ご承知の通り、今年度上半期は日本全国で様々な自然災害が発生しました。まずもって、被災された皆さまに衷心よりお見舞い申しあげます。また、このたびの災害によりお亡くなりになられた方々、さらにはご遺族の皆さまへ、 心から哀悼の意を表します。熊本県では最大震度7の「2026年熊本地震」が発生しました。2016年の熊本地震から復興に力を注ぎ、懸命に歩みを進めてくださった方々が、再び先行きの見えない不安を抱えながらの生活を送っておられますことは、想像を超えた厳しいものであることと存じます。一刻も早く平穏な日々をお過ごしになれますよう願っております。また、全国各地の山林での山火事の多発、都会でも大雨による道路の冠水、土砂崩れなど、過去の経験では想像できないほど様々な自然災害が起こり、いつ、どんな災害に巻き込まれるかわからない時代になったことを思い知らされました。今一度、「明日は自らが被災するかもしれない」ということを真剣に想定し、皆さんご自身も、またご家族も一緒に、自宅や学校、勤務先などで何か災害が発生した場合の対応や、ハザードマップの確認など、自らで出来ることを行っていただきたいと思います。また、一人一人による「自助」の取組に加えて、「自分たちの地域は自分たちで守る努力をする」という意識を持って、「共助」の防災力を向上させることも重要だと考えます。築地本願寺は国が指定する重要文化財でもあり、毎年防災訓練を積極的におこなっています。またいざという時まわりや地域の方々のお役に立てればとの思いで、限りはありますが、備蓄品もご用意しています。コミュニティ意識がうすれがちな都会こそ、「共助」の視点を大切にしたいものだと感じています。

 最後になりますが、世界情勢も不安定化しています。戦争は終結せず、一触即発のような国や地域も多数生まれています。さらにそこに地震、熱波、洪水など、世界でも自然災害が頻発している中、皆が心安らかに暮らせているでしょうか。特に争いでは、「命」が軽視されている状況だからこそ、命をいただいてかけがえのない大切な時間を生きていることを忘れないで日々を送ることの大切さを考えていただきたいと思います。
 身近な暮らしでは不安が尽きない世界を生きる私に、宗祖親鸞聖人は『教行信証』というご自身で著された根本聖典に「難思の弘誓は難度海を度する大船、 無碍の光明は無明の闇を破する恵日なり。」(思いはかることのできない阿弥陀仏の本願は、渡ることのできない迷いの海を渡してくださる大きな船であり、何ものにもさまたげられないその光明は、煩悩の闇を破ってくださる智慧の輝きである。)と明快にお述べになり、このご本願に遇えた慶びが、この人生を生きる礎となることを伝えてくださいました。混迷の世で自己中心的に生きることしか出来ない私に、本当に大切なものを伝えてくださる仏法を依りどころに、「仏教の視点」を忘れずに、日々の生活を歩んでまいりたいと思います。
                                 築地本願寺 宗務長 尾井貴童






♦ 2026年度上半期(4月~9月)の活動報告

【4月】新講座『築地本願寺アカデミー』が開講
 2025年12月、築地本願寺GINZA SALONの閉館に伴い、カルチャースクール『KOKOROアカデミー』は終了しました。そして、本年4月より会場を築地本願寺へ移し、『築地本願寺アカデミー』として新たにスタートいたしました。 
 『築地本願寺アカデミー』は「こころ」「仏教」「教養」をテーマとした、心豊かに生きるための多彩な講座をお届けしております。前期には、浄土真宗の教えをやさしく学べる「日常勤行聖典」や「正信偈(しょうしんげ)」の講座をはじめ、精神科医や臨床心理士による講座、芸術、歴史、俳句や朗読、そのほか、茶道藪内流、華道未生流笹岡それぞれ家元による体験講座など、幅広いジャンルの講座を開催いたしました。
 後期もさまざまな講座を予定しておりますが、なかでも注目は、10月31日(土)に本堂で開催する第1回公開講座『養老孟司いのちの壁を語る~諸行無常のなかで~』です。「バカの壁」から「人生の壁」まで、人が世界をどう捉え、どこで捉えそこねるのかを問い続けてこられた解剖学者・養老孟司先生。「いのちの壁」を主題に、宗教学者・釈徹宗先生と対談形式でお話しいただきます。さまざまな「壁」に直面する現代において、「いのち」とは何か、「生きる」とは何かについて、あらためて考える貴重な機会となることでしょう。
 4月の開講以来、参加者数は着実に増加しており、多くの皆さまにご参加いただいております。受講には『築地本願寺倶楽部』へのご入会(入会費・年会費無料)が必要ですが、宗派を問わずどなたでもご入会いただけます。ぜひ『築地本願寺アカデミー』にお気軽にご参加いただき、学びを入口として浄土真宗のみ教えに出遇うご縁のきっかけの一つとなれば幸いです。


会場:築地本願寺インフォメーションセンター
開講日:週3・4回
    (講座スケジュールはHPをご覧ください)
対象:築地本願寺倶楽部会員 
受講料:1講座2,000円 ※無料講座もあり






【5月】第2回築地本願寺こども将棋大会  5月9日に大盛況で開催
 (公財)日本将棋連盟後援、中央区将棋同好会協力、朝日新聞社・(株)コロンバン・(株)読売新聞東京本社 (順不同・敬称略)協賛のもと、小学生対象の『第2回築地本願寺こども将棋大会』が5月9日(土)に築地本願寺蓮華殿にて開催されました。
 ゲスト棋士として元タイトルホルダーで現在もトップ棋士として活躍中であり、自身のYouTubeチャンネルでの活動を通じ、将棋普及に尽力されている中村太地八段をお迎えし、総勢135名の小学生が熱戦を繰り広げました。子どもたちは自身の棋力に合わせた3つのクラスに分かれて対局に臨みましたが、どのクラスも大人に引けを取らない真剣な勝負が展開されました。
 対局後の中村八段への質問コーナーは、子どもたちの関心を大いに集め、この日一番の盛り上がりを見せました。「将棋の勉強と学業の両立はどうしたのか」など、小学生ならではの質問があがり、中村八段は「両親の協力のもとで両立が出来た」と子どもたちに真摯にお答えされていました。








【7・8月】第79回築地本願寺納涼盆踊り大会開催
 7月29日(水)から8月1日(土)までの4日間、『第79回築地本願寺納涼盆踊り大会』が開催されました。初日には本堂にて築地町会物故者追悼法要がおこなわれ、多くの方々が故人を偲びました。30日と1日には突然の豪雨に見舞われ、来場者が一時、建物内へ避難する場面もありました。しかし、雨が上がると再び多くの方々が櫓を囲み、笑顔で盆踊りを楽しむ姿が見られました。
 全14曲の中でも代表曲の一つである『築地音頭』は、今年から音源が新しくなりました。これまでの音源は、ダビング等により雑音が多く、櫓の上で太鼓を叩く築地本願寺太鼓保存会のメンバーから、より聞きやすい音源を求める声が寄せられていました。3年がかりでレコード原盤を見つけだし、作成元であるビクターによって高品質のデジタル音源化が実現しました。新たな音源によって、今年も『築地音頭』の軽快なリズムが会場に響き渡りました。
 また、本年も築地場外市場の名店をはじめ、多くの皆様にご出店いただき、会場は大いに賑わいました。さらに、毎年ボランティアとして大会運営にご協力いただいている株式会社セールスフォース・ジャパン様、株式会社JALスカイ様、武蔵野大学の皆様に加え、今年は株式会社ニチレイ様にも運営にご尽力いただきました。多くの方々のご協力のもと、今年も地域の皆様が一堂に会し、盆踊りを通じて交流を深める、夏の風物詩にふさわしい4日間となりました。ご参加・ご協力いただいた皆様に、心より御礼申しあげます。






【ご報告】結婚相談所『築地の寺婚』成婚者100名達成しました


 2020年7月にスタートした、築地本願寺の結婚相談所『築地の寺婚』は、本年6月に成婚者数100名を達成しました。さらに8月には、101人目の成婚者様が築地本願寺で結婚奉告参拝※を行われました(左写真)。
 現在、会員数は約70名で、20代から60代まで幅広い年代の方々にご入会いただいています。『築地の寺婚』の特徴は、丁寧なサポートです。担当カウンセラーが入会から成婚まで寄り添い、会員一人ひとりと親身に向き合いながら成婚へと導いています。




『築地の寺婚』は、結婚を人生のゴール地点とはしていません。
ご成婚後も築地本願寺とのご縁が続き、お子さまの誕生を祝う初参式や七五三、成人式など、人生の節目に寄り添い続ける“第3の実家”となれるような存在でありたいと願っています。
宗教・宗派を問わず、どなたでも安心してご入会いただけます。     『築地本願寺公式note』では、『築地の寺婚』で出会い入籍された会員さまのリアルなお声やカウンセラーの紹介記事を掲載しておりますので、興味ある方は是非ご覧ください。

<築地本願寺公式note> https://note.com/t_hongwanji





※結婚奉告参拝:仏さまの御前で、お2人のご縁が結ばれたことをご奉告し、これからも支え合いながら歩んでいくことを確かめる大切な参拝です。 

♦2026年度下半期に予定している主な予定

【工事】 重要文化財築地本願寺本堂ほか4基建造物保存修理工事について
 築地本願寺では、2024(令和6)年9月より、創建90年が経過し老朽化が進む本堂について、修理や補修と共に耐震補強工事を含めた保存修理工事を行っています。築地本願寺は重要文化財に指定されている建造物のため、文化庁・東京都のご支援・ご指導のもとで国庫補助事業として行われています。
 また、この工事と併せて、本館中庭の活用工事も実施しています。これまでは、本堂へご参拝いただくにあたり、エレベーターが北側に1基しか設置されておらず、ご参拝の皆様にはご不便をおかけしてきましたが、このたび南中庭にバリアフリー促進のためのエレベーター新設工事を行っています。詳しい工事の進捗状況は、当院HPに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
<築地本願寺HP>
https://tsukijihongwanji-850800-houyou.jp/repair/






【必見】「九條武子さま100回忌法要」並びに記念行事開催について
 本願寺第21代門主明如(みょうにょ)上人の次女として1887(明治20)年にお生まれになられた武子さまは、男爵・九條良致(よしむね)氏と結婚。「大正三美人」とうたわれ、類まれな歌人としての才能もお持ちでした。真宗婦人会(現・仏教婦人会総連盟)にも携わり、同会運営の重責を果たされました。また、婦人会の事業として当時はまだ珍しい女子高等教育の機関として京都女子高等専門学校(現・京都女子学園)の設立にも尽力するなど、女性の地位向上に大きく貢献しました。


 1923(大正12)年に発生した関東大震災では築地別院(現・築地本願寺)で自身が被災しながらも、街頭を巡回し、被災児童の救援や慈善活動を積極的に展開しました。そして「築地本願寺診療所」の開設、「あそか病院(江東区)」建院に大きく関わりました。その後、1928(昭和3)年2月7日、42歳という若さで亡くなりました。宗門では武子さまの御命日を「如月忌(きさらぎき)」と称して、そのご遺徳を偲んでいます。





 100回忌を迎える2027(令和9)年は、2月6日(土)14時から武子さまのお墓がある和田堀廟所(杉並区)にて、九條武子さま100回忌法要に引き続き記念布教(布教使[お話によって教えを広める資格をもつ僧侶]による法話) 、九條武子さま墓前参拝がございます。 7日(日)13時から築地本願寺にて、築地本願寺合唱団楽友会によるコーラスに引き続き記念布教、14時から法要をお勤めし、その後特別講演を行います。また、九條武子さまのご生涯についてパネル展を開催いたします。両日どなたでもご自由に参拝いただけます。ぜひ皆さまお越しください。



<行事概要(予定)>
1.2027年2月6日(土)和田堀廟所
14時~ 九條武子さま100回忌法要などを実施
2.2027年2月7日(日)築地本願寺
13時~ 築地本願寺合唱団楽友会によるコーラス、記念布教
14時~ 九條武子さま100回忌法要、特別講演を予定
    
※詳細は正式に決まり次第、築地本願寺HPに掲載いたします。

♦築地本願寺 今後の予定


※各スケジュールの詳細については築地本願寺公式HPをご参照ください (https://tsukijihongwanji.jp/)


浄土真宗本願寺派 築地本願寺について

 築地本願寺は、京都の本願寺(西本願寺)を本山とする浄土真宗本願寺派の寺院です。現在の本堂は1934年に落成。オリエンタルな雰囲気をもつ外観と、浄土真宗寺院の伝統的な造りの内観、さらにパイプオルガンやシャンデリア、ステンドグラスもあるユニークな礼拝施設です。本堂や正門などは2014年に国の重要文化財に指定されました。
 “開かれたお寺”のスローガンのもと、誰もが入りやすく、親しめる場所をめざして、境内にカフェ・ショップなどが入ったインフォメーションセンターもあります。
 また公式SNSでの発信や、YouTubeチャンネルに法話をのせるなど、いつでもどこからでも築地本願寺や教えにふれて頂ける機会を多数設けていますので、ぜひ一度HPをご覧ください。

            本堂外観

         夜はライトアップも




浄土真宗本願寺派築地本願寺
●取材に関する問い合わせ
浄土真宗本願寺派築地本願寺 
広報担当:岩田・藤園・二木(ふたつぎ)
取材のお問合せはこちら
https://tsukijihongwanji.jp/press/
☎:0120-792-048
(築地本願寺コンタクトセンター 全日:9時-17時) 
FAX:03-3541-7071
東京都中央区築地3ー15ー1

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