10月4日(日)、東京競馬場で秋開催の幕開けを告げる毎日王冠・G2が行われる。
1着馬には天皇賞(秋)への優先出走権が与えられる伝統の一戦。
今年も実績馬が顔をそろえる中、注目したいのが松若風馬騎手とエルトンバローズのコンビだ。
今年6月しらさぎS・G3で初コンビを組み、見事に重賞制覇を果たした両者。
エルトンバローズを2023年の毎日王冠以来、約2年8か月ぶりの重賞勝利へ導いた松若風馬騎手が、秋の東京で再び手綱を取り大舞台へ挑む。
【初コンビで引き出した新たな一面】
松若風馬騎手がエルトンバローズと初めてコンビを組んだのは、今年6月のしらさぎS。
レース後には「前半の進みが悪く、道中はためる競馬をした」「最後はどうにか残ってくれという気持ちで追った」と振り返った。
スタートから中団でレースを進めると、直線では外から鋭く伸びて差し切り勝ち。
初騎乗ながらエルトンバローズの持ち味を引き出し、復活の重賞勝利へ導いた。
レース後には、杉山晴紀調教師も「長いこと勝っていなくて、テン乗りで松若騎手がうまく乗ってくれた」と騎乗を高く評価。
エルトンバローズにとっては、約2年8か月ぶりの重賞勝利。
長く結果から遠ざかっていた実力馬が、松若風馬騎手との新コンビで鮮やかによみがえった一戦となった。
【松若風馬騎手が感じた“操縦性”】
初コンビを組む前から、松若風馬騎手はエルトンバローズの能力に確かな手応えを感じていた。
しらさぎSの追い切りでは2週続けて手綱を取り、「操縦性が高く、パワーもある。重賞を勝っていることがうなずける」と評価。
実際のレースでもその特徴を生かし、中団からの競馬を選択し、最後まで脚を伸ばして勝利へ導いた。
一度コンビを組んで感じ取ったエルトンバローズの特徴を今回もうまく使いこなすことができるのか。
前走で復活を後押しした松若風馬騎手の手綱さばきに注目が集まる。
【コンビで2勝目へ】
今回の毎日王冠は、エルトンバローズにとって2023年に勝利を飾った舞台。
当時3歳馬ながらソングラインやシュネルマイスターといったG1馬を相手に勝利をあげ、一躍その名を全国に知らしめた。
初めて手綱を取った一戦で勝利へ導いた松若風馬騎手との再コンビ。
東京芝1800mでどのような走りを見せるのか。
エルトンバローズ3年ぶりの毎日王冠制覇へ。
そして、天皇賞(秋)へ向けた重要な前哨戦。
エルトンバローズと松若風馬騎手コンビから目が離せない。
【夜はフランス・パリロンシャンへ】
そして10月4日の競馬は、東京だけでは終わらない。
毎日王冠の熱戦から数時間後、フランス・パリロンシャン競馬場では世界最高峰の舞台のひとつ、凱旋門賞・G1が行われる。
今年、日本からはアドマイヤテラとメイショウタバルの2頭が出走。
アドマイヤテラはC.デムーロ騎手を背に現地で調教を重ね、友道康夫調教師は9月29日の追い切り後、「落ち着きがあって日本と何ひとつ変わりない、最終追い切りでさらによくなった」状態面への手応えを口にした。
一方、メイショウタバルは武豊騎手とのコンビ。
今年の宝塚記念では武豊騎手の手綱に導かれ、宝塚記念連覇を達成した。
9月30日には武豊騎手が現地で初めて追い切りに騎乗。
「調教で初めて乗ったが思ったより戦闘モードに入っていた、動きはすごく良かった」と好感触を語っている。
東京で始まる秋競馬の大舞台は、夜のパリへとつながっていく。
毎日王冠から凱旋門賞へ。
東京の伝統重賞、そして悲願の日本馬初制覇が懸かる世界最高峰の一戦。
国内外のビッグレースが続く10月4日は、競馬ファンにとって見逃せない一日となりそうだ。
毎日王冠は午後3時45分、凱旋門賞は日本時間午後11時05分に発走。
みんなのKEIBA 毎日王冠・G210月4日(日)午後3時から生放送https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/index.html

