田植えのシーズンを迎えていますが、南砺市では2日、省力化で人手不足解消につなげようと、ドローンをつかった直播の実証実験が行われました。
南砺市土生新では、中山間地は傾斜面の水田が多く機械による省力化が難しいため、一昨年からドローンを活用した農業の実証実験が行われています。
2日は、みどり営農組合の1.7ヘクタールの田んぼでドローンから田んぼに種子をまく直播が行われました。
ドローンに、あらかじめ飛行経路をプログラミングして田んぼの形を読み込ませることで、離着陸以外は自動飛行によりまんべんなく種子が撒かれるか確認していました。
*福光農業協同組合 加藤樹営農指導員
「種を散布するので、苗を作らずハウスもいらない。人の作業も省力化できる」
今後は、除草剤や肥料を撒く作業もドローンの自動飛行で行われる予定です。