高知商業高校がラオスに学校を建設する活動を始めて2024年で30周年を迎えます。
きょう5月1日、生徒が自ら稼いだ資金を高知ラオス会に贈呈しました。

高知商業高校は東南アジアの国・ラオスに学校を建設する活動を30年前から続けています。資金となるのは生徒が県内の企業と共同開発した商品の売り上げや、ラオスの民芸品の販売で得た収益です。

きょうは2023年度の活動で集めた99万5541円が「高知ラオス会」の大野正夫会長に贈られました。

高知商業高校はこれまでにラオスに9つの学校と幼稚園を建設。そのうち5つの小学校に2024年8月パソコンとプリンターを贈呈し、デジタル社会が進むラオスでICT機器の充実をはかります。

岡田咲生徒会長:
「私たちが入学したときはコロナで本当に活動ができていない状況だったので、やっと3年生になって活動がまた動き出したときに30周年っていう記念すべき年に、99万円という大きな金額を贈呈させていただけることにすごく嬉しさを感じています」

生徒たちは「この活動を次の世代に語り継ぎ、これからもラオスと高知のために発展させていきたい」と話していました。

高知さんさんテレビ
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