障がいの有無に関係なく遊べる「インクルーシブ遊具」。
富山県内では、こうした遊具を設置した公園が増えています。
射水市にも、初めて「インクルーシブ遊具」を備えた公園が完成しました。

射水市役所や大型商業施設の近くに整備された「本開発公園」。

*リポート
「こちらの複合遊具。段差が私の膝の下ほどで、車椅子でも簡単に乗り降りできるということです」

園内には、車椅子でも利用できる複合遊具や背もたれが長く設計してあり体勢維持を助けてくれる回転遊具など、屋外、屋内あわせて4つのインクルーシブ遊具が設置されています。

23日は、24日の一般利用を前に開園式が行われ、夏野元志市長が、「子どもたちの多様な遊びの中で、親世代や子どもたちが地域とのつながりを持てる空間にしていきたい」と述べました。

富山県によりますと、インクルーシブ遊具は一昨年4月に高岡市のおとぎの森公園に県内で初めて設置されて以降、富山市の城川原公園や空港スポーツ緑地などに備えられ、今回の本開発公園が6例目です。

*射水市都市計画課 中波達代志課長
「誰もが障がいの有無に関わらず遊べるこの公園を中心に、子どもたちが成長していっていただければと思う。たくさんの子どもたちが笑顔であふれる。それを見守る大人たちもにぎわいが生まれる。笑いが絶えない公園になってほしい」

射水市の本開発公園、屋内施設は24日の午前9時から一般開放されます。

富山テレビ
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