約4か月ぶりに全車種で出荷再開です。
大分県中津市のダイハツ九州は不正問題を受けて出荷停止となっていた「ムーヴ キャンバス」の出荷を23日から再開しました。

ダイハツ工業の認証試験不正問題を巡って、国は去年12月、全車種の出荷停止を指示しました。

その後、段階的に出荷停止の指示が解除され12車種を手掛けていた中津市のダイハツ九州では、残り1車種「ムーヴ キャンバス」のみ出荷停止になっていました。
そして23日、在庫の出荷が再開。ダイハツ九州では4か月ぶりに全車種で出荷再開となっています。

約4か月間続いたダイハツ九州の出荷停止。
帝国データバンクによりますと、県内にダイハツ九州のサプライチェーンは65社あり、こうした企業への影響はいまだに続いています。

ダイハツ車の内装などの部品を製造する宇佐市のエムエム・シーでは、一連の出荷停止の影響で年間の売り上げが1から2割ほど減る見込みということです。

今回、全車種で出荷が再開されましたが、発注量は出荷停止前にはまだ戻っていないそうで状況を注視したいと話していました。
今後も影響は続きそうです。

テレビ大分
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