敦賀市は、身寄りがない市民の死亡遺留金や親睦会費合わせて65万円余りを着服した職員を、23日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分になったのは、敦賀市地域福祉課の上倉渉課長補佐(47)です。
 
敦賀市の発表によりますと、上倉課長補佐は2024年2月、ロッカーに保管してあった所属する課の親睦会費14万円あまりを着服。また、2023年の2月~3月ごろには、市が保管していた身寄りがない市民の死亡遺留金51万円余りを着服していたものです。
  
上倉課長補佐は事実関係を認めていて、着服した金は借金の返済にあてたと話し、着服した金のうち「遺留金」については全額返済したということです。
 
米澤市長は「あってはならないことで市民に申し訳ない。再発防止に向けルールを検討し職員の意識を徹底する」としています。

福井テレビ
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