21日、宇土市で家族3人が乗ったワゴン車が道路から約10メートル下の岩場に転落。運転していた母親が死亡し、幼児2人も重傷です。
当時、路面は濡れていて、警察は、車がスリップした可能性もあるとみて事故の原因を調べています。
【堂前 泉紀 記者】
「事故が起きた現場です。普通ワゴン車はカーブを曲がりきれず、あちらの店舗脇から崖下に転落したということです」
崖の下でひっくり返った1台のワゴン車。
乗っていたのは母親と幼い2人の子供でした。
21日午前10時半ごろ、宇土市赤瀬町の国道57号線で、親子3人が乗ったワゴン車が道路から約10メートル下の岩場に転落しました。
この事故で運転していた熊本市西区中島町の外村 千富さん(35)が、意識不明の重体で病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。
また、車に乗っていた4歳の女の子と2歳の男の子も脳内出血や左足の骨折などいずれも重傷です。
現場は、片側1車線の緩やかなカーブで、当時、路面は濡れていたということです。
警察は、ワゴン車がスリップしたか、運転操作を誤った可能性があるとみて事故の原因を調べています。