鹿児島県奄美大島で数少ない水田が残る龍郷町で、地元の小学生が田植えを体験しました。

県道沿いに広がる龍郷町秋名の水田地帯。田植えを行ったのは近くの龍郷町立秋名小学校の全校児童22人です。学校では環境教育や食育の一環として、米作りを30年以上続けています。

この日は学校に仲間入りしたばかりの新1年生も参加し、校区内の老人クラブのメンバーらの指導を受けながら、もち米の苗を一本一本丁寧に植えていました。

田植えを体験した児童
「なんか楽しかった。大きく育ってほしいです。12月にはもちをついて食べられるからうれしい」
「苗を入れるときに、土を集めてから植えるが、土を集めきれなかった」

順調に育てば7月から8月にかけて稲刈りと脱穀を行い、12月に餅つきをして、正月飾りのしめ縄を作る予定だということです。

鹿児島テレビ
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