小林製薬の「紅麹」のサプリメントをめぐる問題で、摂取した長野県内在住の1人が新たに健康被害を訴えていることが分かりました。県内の健康被害は合わせて8人となりました。

小林製薬の紅麹原料が入ったサプリメントを摂取した人に相次いで腎疾患などの症状が出た問題。

被害の訴えが広がっています。

県によりますと、4月16日までの1週間に県内在住の1人が新たに健康被害を訴えたということです。

県は詳しい症状を明らかにしていませんが、病院にはかかったものの入院治療が必要な症状ではないということです。

県内の健康被害は合わせて8人となり、このうち3人が入院治療が必要な症状です。

厚生労働省によりますと、全国では16日時点で死者が5人、入院患者が235人となっています。

県は問題のサプリメントを購入している場合はただちに接種をやめ体調不良を感じた場合は医療機関を受診するか最寄りの保健所に相談してほしいと呼びかけています。

長野放送
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