県内のバニラ栽培の活性化を目指します。

北部農林高校に15日、県外の植物園からバニラの苗が贈られました。

北部農林高校園芸工学科にバニラの苗を贈ったのは製薬大手の武田薬品工業が所有する京都薬用植物園の坪田勝次さんです。

北部農林高校が県内に自生する植物以外の教材を探していたところ暖かい気候が適しているバニラを提供してもらえることとなりました。

30年に渡りバニラ栽培に励む坪田さんは「沖縄の高校生がバニラを栽培してくれるのが嬉しい。これからの日本のバニラ栽培を背負ってほしい」と生徒たちにエールを送りました。

▽園芸工学科生物工学コース 花城拳斗さん:
「貴重なバニラの苗を北部農林高校に贈っていただいたことはとても素晴らしいことだなと思いました。(県産の)バニラを日本中に広めて行きたいと僕は思います」

生徒たちは栽培に関する注意点やバニラはどのような商品に向いているのかなど質問を重ねていました。

バニラの苗は琉球大学や県内の農家と共同で研究・栽培されバニラを使った製品の開発などに活用されます。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。