浜田市出身の陸上・三浦龍司選手が社会人初のレースに挑み、自己ベストに迫る好タイムで日本人トップの2位に入りました。
13日、熊本県で開かれた陸上大会に出場した、浜田市出身の三浦龍司選手。
3月に大学を卒業し、初めて実業団チームのユニフォーム姿でレースに臨みました。
パリオリンピックは専門の3000m障害で出場を狙いますが、13日はスピード強化を図る目的で1500mに出場しました。
序盤は日本記録に迫るハイペースでレースを展開。
ラスト1周でギアを上げ、一時トップに立ちますが、残り200m手前で外国人選手に先頭を譲り、2位でフィニッシュ。
タイムは去年の日本ランキング5位相当の3分39秒78、自己ベストに約3秒差の好記録で、今シーズンの活躍を予感させる上々の滑り出しでした。
三浦龍司選手:
「シーズンの出だしとしては良い走りができたと思う。3分40秒を切ることを一つの目標にしていたので、収穫のあったレースだった」
今後は5月以降の国際レースで専門の3000m障害に出場し、オリンピック出場権の獲得を目指すということです。