去年1月の記録的な大雪により枝が折れ、先月治療が行われた津山市阿波の「尾所の桜」が満開となっています。

推定樹齢580年を誇る岡山県指定の天然記念物「尾所の桜」。
標高約500メートルの高台に根を張るこのヤマザクラは、去年1月の大雪で直径30センチの太い枝が8メートルにわたり折れてしまいましたが、先月樹木医によって折れた枝の断面に薬剤を塗るなどの治療が行われました。

花は4月11日から咲き始め、このところの陽気で一気に満開となりました。

(尾所の桜保存会 高矢満雄さん)
「花びらが今年非常にきれい。多くの方にきてもらいたいとずっと手入れをしてきたので非常に感無量」

保存会によりますと「尾所の桜」の見ごろは4月17日ごろまで続くということです。

岡山放送
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