自転車のヘルメットの着用が努力義務化されて1年が経ったことを受け、4月12日朝、香川県で一斉にヘルメットの着用調査が行われました。着用率は、2023年5月の調査からわずかに下回っています。

ヘルメットの着用調査は、香川県内すべての市と町の23カ所で一斉に行われました。このうち、高松市番町の中央公園南交差点でも警察官による着用調査が行われました。

1時間の調査の結果、県全体のヘルメットの着用率は、13.2%で、2023年5月の調査を0.1ポイント下回りました。また、高校生を対象にした調査も行われ着用率は、8.5%と全体を下回りました。

(香川県警 交通企画課 馬場恵管理官)
「現在決して高い着用率とは言えないので1人でも多くの人に着用してもらえるための取り組みをしていきたい」

香川県警によりますと、2023年1年間に県内で発生した自転車の事故により死亡した人は8人で、いずれもヘルメットを着用していなかったということです。県警は今後も啓発活動などを通じてヘルメットの着用を促進していきたいとしています。

岡山放送
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