ミャンマーの国軍と戦闘を続けている少数民族の武装勢力がタイと国境を接する貿易拠点を占拠し、タイ側に多くの避難民が殺到している。

ミャンマーの少数民族の武装勢力「カレン民族同盟」は11日、東部「ミャワディ」にある国軍の軍事貿易拠点を占拠したと発表した。

ミャンマーでは3年前のクーデター以降、国軍が実権を握っている。

去年から少数民族が攻勢を強めていて、今月5日の戦闘では国軍の兵士ら600人以上が投降したという。

現地メディアなどによると、国境を接するタイ西部の都市、メソトには、1日の間におよそ4000人の避難民が殺到していて、国境付近は混乱を極めている。

フジテレビ
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国際取材部
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