週末に見ごろを迎える県内の桜スポットを紹介する1回目は、山形市のサクラの名所・霞城公園。
(リポート)
「山形市の霞城公園です。今月7日に開花したサクラの標本木を見てみますと、日当たりのいいところはほとんど花が開いています。もう見ごろに入っていると言ってもいい状態です。ピンク色の花びらが青空に映えてとてもきれいです」
ソメイヨシノをはじめ、約1500本のサクラが植えられている霞城公園。
10日の時点では5分咲きだったが、園内を一周してみると、日当たりが良い場所ではきれいな花が咲き誇り、晴天のもと多くの人が花見を楽しんでいた。
*ソメイヨシノのほかエドヒガンザクラも
*飲酒スペースの制限も解除
(上山市から)
「初めて、子どもが生まれて、花見をしたくて来た。きれいに咲いている。喜んでるかな、どうかな? まぶしいかな」
(市内から)
「コロナがあって何年か来ていなくて、本当に久しぶりにみんなで来た」
「最高。抜けるような青空に、山も月山がばっちり見えるし、最高でした」
(市内から)
「出店も出ていてにぎわっていて楽しい。サクラはやっぱり癒される。『春だなー』という感じがする」
(市内から)
「すごく色がきれい。お堀沿いをぐるっとまわれるというのがいい。和やかになるというか、自然の色合いとか、今の季節でないと味わえない風景だから」
そして夜になると…。
サクラは、ライトアップされ幻想的な雰囲気に。お堀沿いと公園内の200本が光に照らされ、日中とは違った楽しみ方ができる。
霞城公園のサクラは12日~14日が一番の見ごろで、13日(土)と14日(日)には「霞城観桜会」のイベントとして、「風流花見流し」や「やまがた舞子の園遊」などが行われる。
山形市によると、10日・11日の晴天で開花が一気に進み、11日時点で全体としては8分咲きとなっている。ライトアップされるお堀の周辺は5分咲きという。
霞城公園のサクラは、4月18日ごろまで楽しめ、ライトアップもその間行われる。