11日の県内は、高気圧の影響で気温が上がり、春らしい陽気となった。こうした中、酒田市にある桜の名所は、満開間近の花の下で花見をする人たちでにぎわった。
11日正午前の酒田市・日和山公園。4月7日の開花宣言から、園内やその周辺にある約400本のソメイヨシノが咲き進み、現在は5分咲き程度ながら中には満開に近い木もある。
県内は、11日、日本の東にある高気圧に覆われた影響で、おおむね晴れの天気となった。
最高気温は10日に比べて3℃～8℃上がり、高いところでは5月上旬から中旬並みの気温となった。
日和山公園では、4月5日から恒例の桜まつりが始まっていて、春本番の陽気の中、レジャーシートを広げて花見をしたり、課外授業で訪れた地元の高校生たちがスポーツをしたりして楽しんでいた。
「めっちゃきれい！」
「きれい。毎年咲いてくれてありがとう。（Q.暖かい？）風もないし」
（庄内町から）
「孫が酒田で『チョコバナナ食べたい』と言ったので、ついでに。（Q.花よりチョコバナナ？）まあ幼稚園児だから」
日和山公園や鶴岡市の鶴岡公園では、13・14日に桜が満開を迎えると見られていて、庄内地方はこの土日、大勢の花見客でにぎわいそう。
