和菓子のみならず今では様々なお菓子で楽しまれている「あんこ」。そんな「あんこ」スイーツを味わえるイベントが4月10日から鹿児島市の百貨店で始まりました。

老舗のお店のこだわりもなかに、手土産にもかわいい「生あん」で作ったクッキー。どれも手に取りたくなるようなおいしそうな「あんこ」のお菓子が並びます。

2024年で5回目となる「あんこ展」には日本各地から約900点の商品が並びます。

今回のテーマは「あんこinワンダーランド」。その名の通り、あんこ好きにはたまらない、あま~い香りが漂う魅惑的で不思議な空間が広がっています。

オープンと同時に訪れてみると、早速、「あんこ」を口にしているかわいいお客さんの姿が。

中でも行列が絶えなかったのが、北海道から初出店、「大安」の鯛焼き。北海道の厳選された豆を使用した5種類の鯛焼きが味わえるとあって、多くのお客さんが列をつくっていました。

そして、会場で進化形のあんこを発見!

庄村奈津美記者
「大阪から初出店の『あんこの勝ち』糖度が違うあんこで作られたシュークリームを販売しています」

「どんなスイーツにおいてもあんこは勝つ」という思いで、あんこと洋菓子のコラボレーションが楽しめます。

庄村奈津美記者
「あんこがなめらかでおいしい。甘さ控えめですね」

そして、山形屋といえば、金生まんじゅう。「あんこ展」限定の濃い抹茶あんが入っています。

このほか会場には、お菓子だけではなく「あんこ」と一緒に楽しめる器やお茶も並び、様々な方法で「あんこ」を楽しむことができます。

そんな「あんこ展」に、あんこをこよなく愛するこんな人の姿も。

「日本あんこ協会会長のにしいあんこ申します」

1万種以上ものあんこを食べてきたというにしいあんこさんに「あんこ展」の魅力を聞いてみました。

日本あんこ協会・にしいあんこ会長
「最近注目しているのが”進化形あんこスイーツ”と呼ばれるもの。これまでの古典的なあんこにはない。魅力を出してきていて、あんこの可能性を感じさせているので、大いに期待してもらって来ていただけたら」

目新しい「あんこ」スイーツに、職人による実演販売も楽しめる「あんこ展」は、4月16日まで鹿児島市の百貨店・山形屋で開催されています。日本が誇る「あんこ」の魅力、皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

鹿児島テレビ
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