国賓待遇でアメリカを訪問中の岸田首相は、首都・ワシントンでバイデン大統領との非公式の夕食会に臨んだ。
現地から、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎首相官邸キャップが最新情報をお伝えする。
日米外交の“本番”となる首脳会談の前日から、バイデン大統領が岸田首相をレストランに連れ出すなど、友好ムードが演出されている。
ホワイトハウスで岸田首相夫妻を出迎えたバイデン大統領夫妻は、笑顔で固い握手や抱擁を交わした。
その後、両首脳らはシーフードレストランに移動した。
店には当日に予約が入ったということだが、FNNが入手した店内の画像では、親密ぶりが見てとれる。
またバイデン大統領は、岸田首相に、歌手のビリー・ジョエルさんのサインが入った版画とレコードのセットなどを贈ったという。
一方、日本時間11日に行われる公式晩餐(ばんさん)会の詳細が、実際の会場で明かされた。
ジル米大統領夫人「晩餐会では、このフロアが活気に満ちた春の庭園に変わります。ゲストが花畑の中に座ると、両国のグラスやシルクのチョウがテーブルの上を舞うのです」
サーモンの前菜や熟成牛のステーキなどが振る舞われ、歌手のポール・サイモンさんが演奏するということで、アメリカ側の“おもてなし”に岸田首相がどう応えるかも注目される。