国賓待遇でアメリカを公式訪問する岸田首相は、まもなくワシントンに到着する。

同行のフジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が報告する。

首相周辺は、「日米関係は新たな局面を迎える」と意義を強調しているが、支持率が危険水域に落ち込む中、外向成果を反転のきっかけにしたい狙いもある。

国賓待遇での公式訪問は、2015年の安倍首相以来9年ぶりで、首都ワシントンで行う首脳会談では、防衛協力の拡大など幅広い分野での連携強化で一致する。

また、日米両国を「グローバルパートナー」と位置づけ、自由で開かれた国際秩序の維持に向けた連携を確認する方針。

ホワイトハウスでの公式晩さん会では、豪華ゲストが駆けつける中、岸田首相がスピーチや余興で存在感をどう示すかも注目される。

岸田首相「日米関係がいっそう盤石なものであるということ。それを世界に発信する大変重要な機会になると」

また岸田首相は、上下両院合同会議での演説に英語で臨み、日本の投資がアメリカに貢献していることなどを説明するほか、南部ノースカロライナ州で日系企業による進出の現状を視察する予定。

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