アフリカ南東部のモザンビークの沖合で、流行中のコレラから逃れようとする約130人を乗せた小型漁船が沈没し、少なくとも96人が死亡した。
現地の国営放送などによると、モザンビーク北部の沖合で7日、約130人を乗せた小型漁船が沈没した。
漁船は北部のルンガから約30km離れたモザンビーク島を目指している途中で高波を受けたとみられ、乗っていた女性や子どもなどを含む少なくとも96人が死亡した。
漁船は過積載だった疑いがあるという。
モザンビーク北部では、2023年からコレラが流行していて、国営放送は乗船していた人たちが感染から逃れるため避難していたと伝えている。