4月7日、新潟県五泉市で体長約1mのクマ1頭が、小千谷市でも体長約1mのクマ1頭が目撃されました。人的被害はありませんでしたが、これから冬眠明けのクマの出没が増えることも予想されることから、警察は注意を呼びかけています。

7日午前8時ごろ、五泉市一本杉の住民から「五泉市安出の滝谷川付近の能生津でクマ1頭を目撃した。クマは南東方向の山に移動していった」と警察に通報がありました。

クマの体長は約1mだったということです。

付近には畑や田んぼなどがあり、農作業をしている人もいたことから、警察が注意を呼びかけています。

一方小千谷市岩沢では午前8時50分ごろ、通行人から「線路を挟んだ反対側の場所に体長約1mのクマが1頭いた。すぐに山林のほうに去って行った」と警察に目撃情報が寄せられました。

目撃地点から60mほどの場所には住宅が複数あることから、警察は周辺住民に注意を呼びかけています。

警察は冬眠から目覚めたクマが出歩いていた可能性もあるとして、早朝に出歩かないなど注意を呼びかけています。

〈クマに遭遇したら〉
・慌てず、騒がない。大声で叫んだり、石などで投げて興奮させたりしない。
・その場から逃げる時は走らない。
・クマに気づかれたら、クマから目を離さず、できるだけゆっくり後ずさりしながら、その場から遠ざかる。

NST新潟総合テレビ
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