この春は交通安全に向けた新たな取り組みもスタートしている。

会津若松警察署生活安全課・齋藤晴香巡査長は「今、福島県では、交通事故が増えてきています。昨年、一年間で起きた自転車が絡む交通事故のうち約3割が高校生です」と話す。
警察が福島県教育委員会などと連携して始めた啓発活動。
福島県内全ての高校に警察官が出向き、新入生を対象に交通安全や防犯対策を呼びかける。会津若松警察署の齋藤巡査長は「ヘルメットを被ると格好が悪い、荷物になる、髪型が乱れるなど、色んな理由があると思いますが、ぜひ自分の命を守るために、ヘルメットを被ってください」と呼び掛ける。

努力義務化された自転車のヘルメット着用。
会津若松市の仁愛高校では、2023年度、自転車通学でヘルメットを着用していた生徒は10パーセント程に留まっていた。
新入生は「(ヘルメット)格好悪いじゃないですか、だから着けたくなくないけど我慢して着けようかなと」「これから自転車通学になるんですけど、しっかりヘルメット被って安全運転を心掛けて、これからの高校生活をケガしないように生活したいなと考えました」「入学式前には購入したいなって思いました」などと話す。

交通安全の意識を浸透させ、事故から命を守る行動につなげていく。
ひとつひとつの取り組みを続けていく。

福島テレビ
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