福島大学では4月4日入学式が行われた。新型コロナが「5類」に引き下げられてから初めての春。以前は当たり前だった光景も戻ってきたようだ。

福島大学では大学と大学院あわせて1157人が入学。期待を胸に新たなスタートを切った。秋田県出身の新入生は「私は留学したいなと考えているので、そのために英語の勉強をこれからも頑張っていきたいなと思います」と話す。
新型コロナの影響で、2023年と2022年は2回に分けて行われていた入学式。2023年5月の「5類」引き下げを受け、今年は全員が一堂に会した。

そして制限がなくなったのは式だけではない…。
「福大祭実行委員会です。お願いしま~す!」

福島テレビ・藏本智大アナウンサー:「今年の勧誘活動は人数制限もなく、たくさんの人がビラを配っています。元気な声が響き渡っています」

先輩による部活動やサークルの勧誘活動、「新歓」は1団体5人までだったが、これも人数制限が解除。式典後の広場は身動きできないほどに人であふれていた。

4年生の渡邊光音さんは「こういったビラ配りも学校側からやっちゃいけないって言われていたので、新入生にビラ配りが出来ることも嬉しく思います」と話す。
宮城県出身の新入生は「バドミントンとか猫サークルとか興味あるなって思った。ここ来るときに色んな先輩から色々言われていて楽しそうだなと思ってきたので、ちょこちょこ見学しながら決めようと思っています」と話していた。

コロナ禍前は当たり前だった春の風景がキャンパスに戻ってきていた。

福島テレビ
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