伝統的なガラス器の工芸品「肥前びーどろ」の展示会が佐賀市で開かれています。

肥前びーどろは、幕末の佐賀藩が設置した精煉方から伝わるガラス工芸品で、佐賀市の重要無形文化財に指定されています。
型を使わず、ガラスの竿で息を吹き込む「ジャッパン吹き」という技法が大きな特徴です。
肥前びーどろを製造する佐賀市の副島硝子が開いた展示会には、皿やグラスなど300点以上が並んでいます。
こちらは今年の新作です。見る角度によって色や模様の見え方が変わるのが特徴です。
こちらは肥前びーどろのアクセサリー。今年佐賀で開催される「SAGA2024」のメダルにも使われていて特に注目されています。

【副島太郎社長】
「みなさんに見に来ていただき、きれいだなと言ってもらえたらうれしい。作っているものの温かみが伝わったかなと思う」

肥前びーどろ展は、佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリーで4月7日まで開かれています。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。