沖縄を訪れている林官房長官は31日、アメリカ軍基地を抱える自治体の首長と面談し基地負担の軽減に向け意見を交わしました。

キャンプハンセンに接する金武町、恩納村、宜野座村で作る三町村連絡協議会は林長官に対しオスプレイを住宅地上空で飛行させないようアメリカ軍に働きかけるよう要請しました。

また、有機フッ素化合物PFASが地下水から検出されている金武町は浄化対策や町民の健康被害調査に取り組んでほしいと要望したということです。

林長官は午後那覇市の知念市長などと面談し那覇軍港の跡地利用について連携して取り組む考えを伝えたということです。

▽林官房長官:
「現在の那覇港湾施設は大変ポテンシャルの高いエリアにあり施設移設返還に係る事業全体を円滑に進めるために、一層の連携をお願いしたいとお伝えをいたしました。」

このほか長年軍港を受け入れてきた経緯を踏まえ那覇市が振興に関する協議会の開催を求めている事について林長官は「できるだけ早期に開催したい」との考えを示したという事です。

沖縄テレビ
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