アメリカ・ジョージア州で23日、元従業員の男がゴミ処理施設の重機を盗み逃走した。警察は別の重機で追い詰め、走行不能にして男を逮捕した。警察が機転を利かせたことで、珍しい重機同士の追跡劇となった。

重機同士の攻防戦

警察官が「止まってください。止まって。おい!! 止まるんだ!!!」と叫ぶ。

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アメリカ南東部ジョージア州で23日、男がゴミ処理施設の重機を盗み、逃走した。

Uターンを繰り返すなど重機を乗りこなし、警察官を翻弄(ほんろう)している男は、元従業員。アメリカのパトカーでも、重さ約34トンのモンスターには歯が立たなかった。

(Gwinnett County Police)
(Gwinnett County Police)

そこで、“目には目を、重機には重機を”と、ゴミ処理施設から借りた重機に乗り換え、追い詰めた。

住宅街のど真ん中で繰り広げられる、重機同士の攻防戦。重機ならではの機能を生かしたのは、警察だ。

男の重機を走行不能に

手前の警察の重機が、男の重機をすくい上げた。

(Gwinnett County Police)
(Gwinnett County Police)

警察官が「上げろ!押せ!押せ!」と叫ぶ。

男の重機を、走行不能にすると、運転席から男を引きずり出し、逮捕した。
(「イット!」 3月28日放送より)

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