交通渋滞の解消や観光客などの新たな移動手段として、那覇市と本部町をヘリコプターで移動する実証実験が２１日行われました。
本部町のグリーンパークホテルに着陸した１機のヘリコプター。
この実証実験は慢性的な交通渋滞という県内の交通課題の解消に繋げようと川崎重工業が行ったもので、ヘリコプターを使って那覇空港と本部町を片道およそ２０分で往復しました。
川崎重工業 堀井知弘さん「（ヘリコプターは）移動そのものが速いという特徴がある。我々は現地滞在時間を長くしたい。朝ご飯をここ（本部町）で食べる事もできるし、夕ご飯を食べてから那覇に帰る事もできる。そういったメリットを活かせる場所を沖縄県全域を広げていきたい」
観光客の滞在時間を確保して地域の活性化にも繋げたい考えで、ヘリコプターに搭乗した本部町の平良町長は、「移動時間の短縮は最高級のサービスになると思う」と期待を込めました。
