天皇皇后両陛下は来日中のブルネイの皇太子夫妻を皇居に招き、昼食会を催された。
8日正午前、陛下とゴールドベージュの和服姿の皇后さまは、きのう一家で来日したブルネイのビラ皇太子夫妻と宮殿でおよそ15分間歓談された。
皇室とブルネイ王室は長い交流があり、宮内庁によると、両陛下は夫妻に能登半島地震の被災地の伝統工芸である「輪島塗」の宝石箱などを贈り、旧交を温められたという。
その後、秋篠宮ご夫妻も加わって昼食会が催され、両陛下のアイデアでオードブルには蒸した伊勢エビやホタテの天ぷらなどの和食が振る舞われた。
陛下は20年前に皇太子夫妻の結婚式に参列した際に訪れたブルネイの水上集落での思い出に触れ、当時の写真を見せられていたということだ。
今朝降った雪で、4人の王子と王女がとてもはしゃいでいたことも話題にのぼり、両陛下は宮殿の玄関で夫妻に「またお会いしましょう」と語りかけ、車が見えなくなるまで見送られた。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(15枚)