11日、横浜市の雑貨店で、帽子とマスクをした男が1200円の腕時計を盗む事件が発生。店主は2023年12月にも窃盗被害に遭っており、警察に被害届を提出する考えだ。

時計外したスタンドのみ棚に戻し…

11日、横浜市の雑貨店「パワースポット358」。帽子を目深にかぶり、マスクをつけた男が入ってきた。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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男はアクセサリーコーナーの前に立ち、腕時計を物色し始めた。

一つを手に取ると、一瞬、左側を向いた。視線の先は、レジにいる店主。見られていないことを確認すると、棚に戻したのは、時計を外したスタンドだけ。時計自体は手の中にある。

そして、店主の目が届かない場所で左腕に時計をはめ、何食わぬ様子で盗んでいった。

防犯カメラを確認した雑貨店の店主は「店内に滞在している時間も1分ぐらいでバリバリ手慣れている。(時計は)1200円だが、お前が盗むために仕入れているのではない」と、怒りを隠せなかった。

去年12月にも商品が盗まれる被害

それにはワケがあった。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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実はこの店では、2023年12月にも商品が盗まれる被害があった。このとき盗まれたのは、ネックレス1つと指輪2つで、被害額は約3000円だった。

安さを売りにしている店で、相次いだ窃盗被害。防犯カメラを増やして対策する一方で、警察に被害届を提出する考えだ。
(「イット!」 2月13日放送より)

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