琉球王朝時代の街並みやアニメの世界などを８０分の１の大きさで再現するミニチュアテーマパークが今年４月にオープンするのを前に、９日からからプレイベントが始まりました。
豊見城市のイーアス沖縄豊崎で今年４月にオープンするのは「Little Universe OKINAWA」です。
アイムユニバース・藍川眞樹代表取締役ＣＥＯ
「プレイベントを通しながら徐々にグランドオープンに向けて１００％を作り、そしてグランドオープンからは２００％、３００％と、成長するテーマパークを目指してまいります」
成長するテーマパーク、その理由は。
小林美沙希キャスター
「会場ではまずこちらの３Ｄスキャナーで自分をスキャンします」
事前にインストールしたアプリで二次元コードを読み込み、案内にしたがってポーズをとると、あっという間に撮影完了です。
小林美沙希キャスター
「今スキャンしたものがフィギュアになって会場内に飾られるということなんです」
プレイベント中に３Ｄスキャンすると、グランドオープン後には会場内の琉球王朝エリアに自分のフィギュアが設置されるんです。
ミニチュアは細かなところまで職人の手で丁寧に創り上げられました。
琉球王朝時代の街並みの中心にあるのは「首里城」。
首里城を管轄する内閣府に情報公開請求して図面などの資料を取り寄せ、焼失前の写真なども参考にしました。
模型作家・島充さん
「平成の再建の時の図面をもとに、いま令和再建の新しい印象も取り込んでいますので、いまやっている復元を先取りしたようなものになっています」
模型作家の島さんのこだわりは。
模型作家・島充さん
「私はこの建物を担当していますけど、沖縄の色、沖縄の太陽に照らされたときの色と思って、色味はこだわりました」
精巧に製作したフィギュアで古式行列も再現されています。
会場内にはいくつかのエリアがあり、東京の街並みでは自転車や車が走ったりと動く仕掛けも。
訪れた家族連れ
娘「ロボットきた！」
母「建物の中まですごい細かく作られていて子どもも喜んでいます」
父「年間パス買っちゃったんで。何回でも来ようと思っています」
３Dスキャナーを体験した人は
「リアルですね。そのままです。最新だなとやっぱり思いますね、今までのアミューズメントパークとは違うんだろうなとワクワクしています」
自分がミニチュアの世界の住人になることもできるリトルユニバース沖縄。プレイベントは４月２９日のグランドオープン前日まで開催されます。
