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オランジェット専門家であり、作り手であるオランジェティエとして活動するオランジェット橋本は、こだわりを追求するオランジェット専門ブランド「oranjewel(オランジュエル)」を発足しました。oranjewelは、日本各地の生産者から仕入れた柑橘と、世界中から厳選したチョコレートの組み合わせを楽しむことができるオランジェット専門ブランドで、2024年1月20日(土)より阪急うめだ本店で開催される「バレンタインチョコレート博覧会2024」にて販売開始しています。



2023年末にoranjewelは誕生しました。オランジェット専門というチョコレート菓子の中でもコアなお菓子になぜ着目し、どんな想いが込められているのでしょうか?誕生までの舞台裏や、商品に込められた想い、実現したいことについてお話いたします。




食べ重ねる中で感じた、オランジェットの多様性と可能性。農業を学ぶうちに国産柑橘の魅力に気づく


オランジェット橋本氏は大のチョコレート好き。サラリーマンをする傍ら、休日にはチョコレート屋さんを巡り、バレンタインシーズンでは10万円以上のチョコレートを購入するという生活を送っていました。そんな中、バレンタイン催事で参加したセミナーがオランジェットについてのお話で、オランジェットがとても手間暇かけて作られるということを知りました。そして、そのシェフのオランジェットを食べると、


「今までのオランジェットは何だったんだ」


というほどのおいしさの衝撃を受けました。そこからオランジェット熱が加速し、あらゆるオランジェットを食べる中で、天草晩柑で作ったオランジェットに出会いました。「オランジェットは甘いもの」という固定概念がありましたが、天草晩柑はほろ苦いもので、苦みにおいしさを感じるという衝撃と、チョコレートとの相性の良さに、オランジェットの多様性と可能性を感じました。そして、2019年に「オランジェット橋本」を名乗り、オランジェットの食べ比べなどのワークショップを開くようになりました。


一方で、平行して始めたのが家庭菜園。自分で作る楽しさを感じて農業に関心を持ち、社会人農業学校であるアグリイノベーション大学校(以下、AIC)の門をたたくことを決意。農業について学び、農業から見たオランジェット、国産柑橘から見たオランジェットについて考え始めました。




柑橘農家から聞いた現場の生の声から、柑橘の個性を伝えられるオランジェットの可能性を確信


AIC入学を契機に全国の柑橘産地へ足を運び、100人を超える農家さんと交流をしました。そこから見えてきたのはオランジェットの様々な可能性でした。フルーツの加工品というと、傷ついたものや旬を過ぎたB品を使って加工品として価値をつけることが一般的に多くイメージされることかと思います。確かにそれもありますが、現場で聞いた声はそれ以外の声も多く聞かれました。


「甘くないので生食で売りづらいが、旬のこの柑橘の良さを知ってほしい」

「新規就農者であり、他との差別化を図りたい」

「1年通してこの柑橘を食べてほしい」


などなど。そして多くの農家さんは、生の状態で買っていただくことが一番うれしく、加工品はそのきっかけとしてとらえているということでした。このときから、「オランジェットは柑橘の個性、もしくは農家さんが最も伝えたいその柑橘の個性を最大限に伝えられるようなお菓子になる可能性を持っている」と確信し、オランジェットの製造・販売の事業を立ち上げることを決意しました。




柑橘とチョコレート両方の個性を活かす難しさ。美しさとおいしさを両立する「食べる宝石」づくりに挑戦


実際に作るにあたって、元々チョコレート好きだったオランジェット橋本氏は1つの柑橘に対して、あらゆるチョコレートを組み合わせました。すると、同じカカオ含有率のチョコレートでも、産地違いやチョコレートの製法などの僅かな差によって、柑橘の個性を活かすことも殺すこともすることが分かってきました。そのため、柑橘1つ1つに合わせたチョコレートを世界中から厳選し、組み合わせることにしました。ここが1つ苦労した点で、チョコレートはそれぞれ性質が違っており、扱いを見極める必要があります。1℃以下の温度調整が必要になり、初めて扱うチョコレートは味だけでなく、その個性の見極めから始まります。


一方で、柑橘の魅力として断面の美しさも挙げられます。オランジェットは、一般的にコンフィ部分の製造工程に数日~数週間じっくりかけて作ることが多いのですが、oranjewelはこの部分には2週間~1か月程度かけてじっくり仕込んでいきます。そうすることで、柑橘断面の美しさをなるべく損なわないように心がけています。ここも難しいポイントがあり、こちらも柑橘の品種によって仕込み期間が変わってきます。ここを見誤ると食感や見た目、風味などが損なわれてしまいます。

チョコレート選定もコンフィ部分も効率を追求することとは真逆のことです。しかし、柑橘もチョコレートも両方の個性を楽しんでほしいオランジェットなので、果実を磨いてつくりあげる食べる宝石として、美しさとおいしさでひとを魅了する商品にすべく、こだわって製造しています。




阪急うめだ本店「バレンタインチョコレート博覧会2024」に出店。お客様からいただいたたくさんの喜びの声


2024年1月20日(土)より阪急うめだ本店で開催されている「バレンタインチョコレート博覧会2024」では、ありがたいことにオランジェットが主役のコーナー「かんきつジェット」のメインブランドの1つとして出店させていただいております。お客様からもたくさんの嬉しいお声を頂戴しており、


・かわいい!

・これは食べられるのですか?食べるのがもったいない。飾っておきたい。

・oranjewelのオランジェットは間違いない。

・昨日買って食べたのですが、おいしかったので今日も買いに来ました!

・最初からこういう食べ物だったかのような一体感でした。

・どれも美味しくて一番が決められない。


どれもとても嬉しいお言葉で、柑橘生産者さんにもすぐお伝えさせていただきました。




無限の可能性を秘めるオランジェットをきっかけに、ひいては柑橘農家への関心につなげたい


国内だけでも柑橘の品種は数百あると言われています。また、チョコレートも世界中に多くの産地があり、さらには製法によっても全く風味が異なります。そんな2つの素材を組み合わせたオランジェットは無限の可能性を秘めいていると思っています。オランジェットをきっかけとして、柑橘やチョコレートの新しい魅力に気づき、それぞれの購買につながったり、生産者への関心が増えたりすることで、農家のこれまでにない可能性や魅力につながると信じて、これからも突き進んでいきます。




■「バレンタインチョコレート博覧会2024」概要

期間:2024年1月20日(土)~2024年2月14日(水)

※外商お得意様・ペルソナカード会員様 特別ご招待日 :2024年1月19日(金)

場所:阪急うめだ本店

   阪急百貨店オンラインストア(https://web.hh-online.jp/hankyu-food/goods/list.html?scid=fds_oranjewel&spcid=fdvt

詳細は公式WEBサイトをご確認ください。


■“食べる宝石”「oranjewel」

【Instagram @oranjewel_official】https://www.instagram.com/oranjewel_official/




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