2024年に入ってから、茨城県内で、営業時間外の店舗を狙う空き巣被害が相次いでいる。

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ライトを照らしながら建物内に入っていく不審な人物。
店舗に侵入し、犯行に及んだとみられる窃盗犯だ。

狙われたのは、茨城・ひたちなか市にあるカレーが評判の飲食店。
1月9日午前1時半ごろのことだった。

八重樫聰之助店長：
（盗まれたものは）レジの中のつり銭と、イベントに出かけるときの用意してあった小銭です。

売上金の紙幣は持ち帰っていたため被害を免れた一方、赤いトラが刺しゅうされたビンテージもののスカジャンが盗まれたという。

カレー店に侵入した人物と同一？美容院も空き巣被害に

被害はこの店にとどまらなかった。
先ほどのカレー店から歩いて20分ほどの場所にある美容院も、空き巣の被害に遭っていた。

美容院の中に設置された防犯カメラの映像。
時刻は午前3時20分、カレー店での犯行から2時間近くがたった時間帯だ。

店内にはいきなり、ドアの鍵を破壊しているような音が響き渡った。
やがて、1人の人物がライトを照らしながら侵入。手にはドライバーのようなものを持っているのが確認できる。

真っ暗な店内をうろうろと歩き回り、金目の物を物色している様子。
しかし、店内に現金はなく、盗まれたものはなかった。

その後、犯行を記録する防犯カメラに気づいた人物は、カメラのコンセントを抜き、そのまま立ち去ったとみられている。

カレー店に侵入した人物と見比べると、ダウンジャケットがほぼ同じ。
映像を見るかぎり、同一人物に見える。

2軒の店は、いずれも警察に被害届を提出している。
（「イット！」1月15日放送より）