春の高校バレー全国大会が1月4日、東京で開幕、岡山県代表の就実が初戦で大分の強豪、東九州龍谷を下し、目標の全国制覇に向け好スタートを切りました。

大会屈指の好カードとして注目されたこの試合、高さとパワーで勝る就実が序盤から優位に立ちます。躍動したのはアウトサイドヒッターの2年生コンビ。4番・福村心優美が高さのあるスパイクで得点を重ね、危なげなく第1セットを奪うと、第2セットも勢いそのままに、今度は3番・高橋凪の連続ポイントなどで早々にリードします。

前年、新型コロナの影響で欠場となり、阻まれた3連覇の夢。「忘れ物を取りに来た」と意気込む就実は、強豪との初戦をストレートで制し、全国制覇へ向け好発進です。

(就実 福村心優美選手(2年))
「チームとしても落ち着いてチーム的にも個人的にも良かった」

(就実 井上凜香主将(3年))
「コートに立てるうれしさ喜びをコートで表現できた。1戦1戦基本に忠実に自分たちのバレーを」

この他、郷土勢では女子の香川県代表・英明が岐阜済美と対戦、セットカウント2対1で敗れました。

男子の香川県代表・高松工芸は、宮崎県代表の都城工業にストレートで敗れています。

岡山放送
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