ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ・プリゴジン氏が8月に自家用ジェット機の墜落で死亡したことに関して、プーチン大統領の側近が命令した暗殺だったとアメリカメディアが報じた。

ウォールストリート・ジャーナルは22日、複数の関係者の話として、プリゴジン氏の暗殺は墜落の2カ月前から計画され、ジェット機の翼の下に小さな爆発物を設置して実行されたと報じた。

プーチン大統領の側近であるパトルシェフ安全保障会議書記が8月始めに暗殺を指示し、後に計画を伝えられたプーチン氏は反対しなかったとしている。

また、パトルシェフ氏は、6月に武装反乱を起こしたプリゴジン氏について、政治的・軍事的な影響力を持ちすぎ、「政権を脅かしている」としてプーチン氏に警告し続けていたとしている。

一方、ペスコフ大統領報道官は22日、報道を「作り話だ」と否定している。

フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部

世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。