2024年1月に行われる台湾の総統選挙で、野党が候補者を一本化することで合意した。与党と接戦になる可能性があり、政権交代の可能性もある。

最大野党・国民党の侯友宜氏と野党第2党・民衆党の柯文哲氏は15日、馬英九前総統を交え協議し、侯氏と柯氏の一方が総統候補、もう一方が副総統候補にまわることで合意した。

どちらを総統候補とするかについては、11月に行われる世論調査をもとに、18日に結果を発表するという。

総統選を巡っては、これまで蔡英文総統の路線を引き継ぐ、与党・民進党で副総統を務める頼清徳氏が、世論調査の支持率でトップだったが、今回の野党連携によって選挙戦の構図が変わり、与党と接戦になる可能性がある。

国際取材部
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