米・ニューヨークの高速道路の上の陸橋から、男性が飛び降りようとしていた。

警察官が約16分間説得した後、一瞬の隙を突いて陸橋から飛び降りようとした男性をギリギリのところで救助した。

16分間の必死の説得

米・ニューヨークで10月19日、「飛び降りそうな人がいる」との通報を受け、警察官が現場に急行した。

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うなだれる男性がいたのは、高速道路の上の陸橋だ。

警察官が説得しようとしている。

(Yonkers Police Department)
(Yonkers Police Department)

警察官は「約束するよ、君を助けるためにここに来たんだ」と男性に話しかける。

さらに、「何があったか話してくれよ。わかったかい?だけどこの場所から離れよう。手すりにいる限り離れないよ」と伝えた。

欄干に手をかけたまま動かない男性(Yonkers Police Department)
欄干に手をかけたまま動かない男性(Yonkers Police Department)

男性は、ずっと欄干に手をかけたまま動こうとしなかった。

いつ飛び降りるか、わからない状況だ。

約16分間、それでも警察官はあきらめず語りかけた。

一瞬の隙を突いて身を翻す

そして、警察官が「さあ、手を」と言うと、男性が手を伸ばし「ありがとう」と答えた。

しかし、手を取ると見せかけ、一瞬の隙を突いて男性は身をひるがえした。

(Yonkers Police Department)
(Yonkers Police Department)

その直後、警察官がなんとかギリギリで男性をキャッチした。
「捕まえた、捕まえた」と警察官。

男性の足は、完全に宙に浮いている状態で、まさに間一髪の救助だった。
(「イット!」 11月3日放送より)

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