香川県が開発したオリーブの新しい品種が初めて商品化され、小豆島町で11月3日、試食販売が行われました。

従来の「ミッション」より大ぶりで、油分も多い「香オリ3号」です。「道の駅小豆島オリーブ公園」では、塩漬けの試食販売が行われました。

「香オリ3号」は県が数十年かけて開発したもので、2021年、オリーブでは国内で初めて品種登録されました。本格的な出荷は23年のシーズンからで、塩漬けやオリーブオイルとして商品化が期待されます。

(試食した人は…)
「実が大きくフレッシュでおいしい。みずみずしい」

(香川県農業生産流通課 山田英尚さん)
「消費者にたくさん食べてもらえるようPRし新品種の普及を加速化したい」

「香オリ3号」は病気にも強く安定的な生産が期待され、現在、2.7ヘクタールで栽培されています。(塩漬けはすでに完売しています)

岡山放送
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