日本百貨店協会は24日、9月の全国百貨店売上高を発表した。

既存店ベースで、前年同月比9.2%増の4151億円で19ヶ月連続のプラスとなった。

外出機会の増加などから、ラグジュアリーブランドを中心に身の回り品や衣料品などが高い伸びを示した。

このうち、円安効果などを背景に伸びているインバウンドが、前年同月比255.6%増の326億6000万円で過去3番目に高い水準となった。

年末年始の消費動向の見通しについて、日本百貨店協会は、外食が伸びてきていることなどから「年末年始にかけても順調に推移するのではないか」と予測している。

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