お盆休みが始まる直前の8月10日。
渋滞する高速道路で、わずか1時間の間に “非常識な行為”に複数回遭遇する様子を、ドライブレコーダーが捉えていました。
東名高速道路の下り線を走行する車。時刻は午後4時30分ごろ、道路は帰省ラッシュなどの影響もあり渋滞していました。
後方には、運転席の窓からタバコらしき物を持った右腕を出して運転する、黒い車の姿が見えます。
しばらくすると、黒い車の運転者は、手に持っていたタバコを道に“ポイ捨て”しました。
さらに、黒い車はハンドルを切って走行車線から路側帯に侵入。
そのまま、他の車を追い越し、走り去っていきました。
あまりにも非常識な行為に“あ然”とする撮影者。
その1時間後、またも目を疑うような光景が飛び込んできました。
撮影者:
人が歩いているのが見えたんです。
なんと、高速道路にいるはずのない歩行者の姿が。焦った様子もなく、路側帯を歩いています。
信じられない光景に驚く間もなく、次の瞬間!
歩行者がいる路側帯の後ろから、白い車が猛スピードで走ってきたのです。
白い車はそのままスピードを落とすことなく、歩行者の横ギリギリを走り抜けていきました。
撮影者:
人が歩いているだけでも信じられないのに、そこに車が来て。ぶつからなくて本当に良かったと思います。
撮影者が遭遇した、複数の“非常識な行為”。映像を見た交通事故の専門家は…。
交通事故鑑定人 澁澤敬造氏:
交通違反になります。お盆とか、基本的に高速道路が渋滞するような状況だと、「早くトイレに行きたい」とか、「次のインターで早く降りたい」というような気持ちが先走ってしまい、(非常識な行為を)やることは多いです。
(めざまし8 8月15日放送)