ビッグモーターの兼重宏行社長が25日都内で会見し、関係者や顧客に対して謝罪した。

兼重社長は「板金部門で不正な請求を行っていたことが明らかになりました。詳細は特別委員会の調査報告書の通り」と不正があったことを認めた。

また「お客様、損害保険会社様、取引先様をはじめとするステークホルダーの皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、およそ10秒間頭を下げた。

さらに、「お客様に対しては損保会社と連携しながら、速やかに回収や返金含め対応を進めて参ります。」と述べたまた7月26日付けで代表取締役社長を辞任すると述べた。

一連の不適切な保険金請求事案が発覚して以来、ビッグモーターが会見するのは初めて。

会見の内容についてビッグモーターは「当社は、外部弁護士で構成される特別調査委員会の調査により、損害保険会社様に対して不適切な保険金請求行為を行っていたことが認定されました。これを受け、本日、本件に関するご説明と、今後の対応、ならびに新たな経営体制につきましてご説明させて頂きます」と説明していた。

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