2023年は夏のレジャーもコロナ禍前の風景が戻ってきそうです。県内有数の集客がある玉野市の渋川海水浴場の海開きの日程が決まりました。

(三竿雅義記者)
「協議会では今年(2023年)の海開きの日程などを決定し、今年の海水浴客は前年よりも多い見込みということです」

6月5日は玉野市と市内の観光関連業者などが30人集まり、海水浴場の運営方針を話し合いました。会議では7月8日に海開きを行い、8月20日まで44日間、海水浴場を開設することを決めました。新型コロナの感染拡大防止を目的に、閉鎖していたシャワー室の利用を再開するほか、期間中、海水浴場を中心に様々なイベントが行われます。

また、隣接する玉野海洋博物館では開館70周年を記念して、吉本興業とお笑いステージを開催することにしています。アフターコロナを見据え、賑わいを取り戻そうと懸命です。

(玉野市観光協会 山根一人会長)
「(コロナの)感染対策は今年はないので、以前と同様にやっていける。これを機に今までよりも観光エリアが広がるかもしれないので、それを期待している」

玉野市によりますと、22年の海水浴客は5万3000人でしたが、23年はこれを上回る人出を見込んでいます。

岡山・香川にあるほかの海水浴場でも海開きが決まり始めています。主な海水浴場では、倉敷市の沙美海水浴場が7月3日、さぬき市の津田の松原海水浴場が7月6日などとなっています。

岡山放送
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