公明党は31日、次期衆院選に向けた小選挙区の候補者を決定した。大阪16区には、山本香苗参院議員を擁立し、世代交代を図る。

公明党は31日、持ち回りで中央幹事会を開催し、次期衆院選で小選挙区に擁立する候補者7人を決定した。

大阪16区には現職の北側一雄副代表(70)に代わって参院議員の山本香苗氏(52)を擁立する。世代交代を図る狙い。北側氏の処遇は未定で、他の6人は、いずれも現職の候補。

石井幹事長と西田選対委員長は記者会見を行い、大阪ではこれまで「協力関係」にあった日本維新の会との対決も予想されることについて、石井氏は「6つの関西の選挙区は公明党としてしっかり勝ち取ることが前提」と強調した。

一方で、維新側との今後の協議については「可能性は否定しない」と含みを持たせた。今後、両党の駆け引きが激しくなることが予想される。

また、東京以外の46道府県については自民党との選挙協力を行うことを改めて強調した。

(フジテレビ政治部)

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